2016年8月24日水曜日 『終電ちゃん』の副読本2冊
で紹介した
・山田亮 (2016.5) 『JR中央線・青梅線・五日市線 各駅停車』. 223pp. 洋泉社, 東京.
に続く中央線本を買った。それがこれ↓。
・矢島秀一・文, 朝日新聞社・写真 (2017.7) 『朝日新聞社が撮った中央線の街と駅 【1960~80年代】』. 127pp. メディア・パル, 東京(発売)/フォト・パブリッシング, 東京(発行).
デザイン : 柏倉栄治
若干控えめですが、やっぱり中央線カラー(笑)。
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前掲書とは、編集方針がほぼ同じような本。中央線の各駅の古い写真と古い地図を掲載している。だから地図も写真もダブりまくり。
この本の特色としては、版型が大きいこと(B5版)と朝日新聞社撮影の航空写真(これが売り)が多いこと。
版型が大きいだけに、写真も地図も細部観察がしやすく助かる。こういう本は1度見て終わりではなく、何度も眺めて細部を観察し、色んな発見をするのが醍醐味。
これからしばらく楽しめそうだ。
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しかし、路線・駅ウンチクは、前掲書のほうが充実してるかな。なによりも、前掲書は中央線だけじゃなく、青梅線・五日市線もカバーしてるし。
最近は、こういった東京周辺の鉄道・駅の古い写真と古い地図を組み合わせた本がたくさん出ている。本屋へ行くと、そんな本が平積みされてるんだから驚きですよね。
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この手の本では、実は写真こそない、か、少ないものの、地図マニアの第一人者・今尾恵介さんの本が一番面白い。
写真がないかわりに、今尾さんの本では、歴史の視点が強いことが特徴。古い地図も2枚以上並べて、その変化を分析するのが今尾流。
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今尾地図本はたくさんあるけど、その中でも東京・多摩を取り上げた本は2冊出ている。
・今尾恵介 (2008.7) 『多摩の鉄道沿線 古今御案内』. 317pp. けやき出版, 立川.
装丁 : 山口裕美子
・今尾恵介 (2015.4) 『地図でたどる多摩の街道 30市町村をつなぐ道』. 197pp. けやき出版, 立川.
カバーデザイン :福田正江
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どちらも、多摩地区ローカル誌「多摩ら・び」(現「たまら・び」、けやき出版刊)での連載が母体になっている。
前者は鉄道路線ごとに鉄道と街の発展に注目し、後者は市町村ごとに道に注目してまとめているのが特徴。
中身も紹介したいのだが、今尾本では、常に国土地理院の承認を得た上で地図を掲載している。ここで無許可複製するわけにはいかない。
ぜひ買ってじっくり見てほしい。立ち読みや図書館から借りて1回位読んだだけじゃ、この本を本当に楽しんだことにならない。何度も何度も地図を舐めるように見比べて、そして実際の場所にも行ってみたりして、頭の中に3次元歴史地図(平面×時間)を作り出してほしい。
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(追記)@2017/06/29
ちなみに、矢島+朝日(2017.7)では、古い地図ではまだ駅ができていなかった東小金井、西国分寺については、現在の位置に赤丸がついている。・・・はずなのだが、全然違う場所だ。トホホ。
地図担当の人は、地図読み、特に多摩地区についてはあまり詳しくない人のようで、残念。
2017年6月29日木曜日
2017年6月28日水曜日
東京・横浜でも「月岡芳年」展
2017年5月27日土曜日 行きたい! 札幌 「月岡芳年」展
で紹介した月岡芳年・展ですが、札幌での会期終了後、東京と横浜でも開催されるようです。内容が同じになるかどうかはわかりませんが、うーん、どうも札幌の方が総合的のように見える。
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まずは東京・原宿にある太田記念美術館の芳年展の前期
・太田記念美術館 > 展覧会 > 年間スケジュール > 特別展 月岡芳年 妖怪百物語(as of 2017/06/28)
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/%E6%9C%88%E5%B2%A1%E8%8A%B3%E5%B9%B4%E3%80%80%E5%A6%96%E6%80%AA%E7%99%BE%E7%89%A9%E8%AA%9E-2
会期 : 2017年7月29日(土)~8月27日(日)(7月31日、8月7、14、21日は休館します)
開館時間 : 午前10時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
会場 : 太田記念美術館 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
TEL : 03-5777-8600(ハローダイヤル)
入館料 : 一般 1000円、大高生※学生証をご提示ください。 700円、中学生以下※中学生は学生証(生徒手帳)をご提示ください。 無料(リピーター割引 「月岡芳年 妖怪百物語」および「月岡芳年 月百姿」両展覧会の会期中2回目以降ご鑑賞の方は、半券のご提示にて200円割引いたします。※チケット購入時に半券をご提示下さい。他の割引との併用はできません。
芳年を巡る 入館料相互割引プラン : 下記展覧会のチケットを当館でご提示いただくと、「月岡芳年 月百姿」展を100円割引でご覧いただけます。※1枚につき1名様、1回限り有効、他の割引との併用はできません。
横浜市歴史博物館 丹波コレクションの世界Ⅱ 歴史×妖×芳年 2017年7月29日(土)~8月27日(日)
同展パンフレット, p.1
同展パンフレット, p.2
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同展後期
・太田記念美術館 > 展覧会 > 年間スケジュール > 特別展 月岡芳年 月百姿(as of 2017/06/28)
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/%E6%9C%88%E5%B2%A1%E8%8A%B3%E5%B9%B4%E3%80%80%E6%9C%88%E7%99%BE%E5%A7%BF
会期 : 2017年9月1日(金)~9月24日(日)(9月4、11、19日は休館します)
開館時間 : 午前10時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
会場 : 太田記念美術館 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
TEL : 03-5777-8600(ハローダイヤル)
入館料 : 一般 1000円、大高生※学生証をご提示ください。 700円、中学生以下※中学生は学生証(生徒手帳)をご提示ください。 無料(リピーター割引 「月岡芳年 妖怪百物語」および「月岡芳年 月百姿」両展覧会の会期中2回目以降ご鑑賞の方は、半券のご提示にて200円割引いたします。※チケット購入時に半券をご提示下さい。他の割引との併用はできません。
芳年を巡る 入館料相互割引プラン : 下記展覧会のチケットを当館でご提示いただくと、「月岡芳年 月百姿」展を100円割引でご覧いただけます。※1枚につき1名様、1回限り有効、他の割引との併用はできません。
横浜市歴史博物館 丹波コレクションの世界Ⅱ 歴史×妖×芳年 2017年7月29日(土)~8月27日(日)
同展パンフレット, p.4
同展パンフレット, p.3
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太田の前期と同期間に、横浜市歴史博物館でも開催
・(公財)横浜市ふるさと歴史財団/横浜歴史博物館 > 見る : 企画展 > 年度別アーカイブ : H29(2017) > 企画展 丹波コレクションの世界Ⅱ 歴史×妖×芳年 : 詳細を見る > 企画展 丹波コレクションの世界Ⅱ 歴史(れきし)×妖(あやかし)×芳年(よしとし) "最後の浮世絵師"が描いた江戸文化(as of 2017/06/28)
http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/koudou/see/kikakuten/2017/tanba_collection-2/
会期 : 2017年7月29日 (土) ~2017年8月27日 (日)
会場 : 横浜市歴史博物館
開館時間 : 9:00~17:00(券売は16:30まで)
休館日 : 月曜日
観覧料 : 一般 企画展500円(400円) 企画展・常設展共通700円(560円)、大学生・高校生 企画展200円(160円) 企画展・常設展共通300円(240円)、中学生・小学生 企画展100円(80円) 企画展・常設展共通100円(80円) ※( )内は20名以上の団体料金です。 ※毎週土曜日は、小・中・高校生は無料です。
芳年を巡る【入館料相互割引プラン】 : 本展チケットの半券を太田記念美術館(外部リンク)の展覧会「月岡芳年 妖怪百物語/月岡芳年 月百姿」(会期:2017年7月29日(土)~8月27日/9月1日(金)~9月24日(日))でご提示いただくと、100円割引で御覧いただけます。(一枚につき一名様、1回限り有効) 他の割引との併用はできません。
主催 : 横浜市歴史博物館
共催 : 横浜市教育委員会
協力 : 神奈川県立歴史博物館
後援 : 朝日新聞横浜総局・神奈川新聞社・産経新聞社横浜総局・東京新聞横浜支局・日本経済新聞社横浜支局・毎日新聞横浜支局・読売新聞横浜支局・NHK横浜放送局・TVK・FMyokohama84.
同展パンフレット, p.1-2
http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/files/6614/9852/4380/70fe9e7b23ac0ce8c857ddc41fbd1b41.pdf
こちらもすごそうだ。
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太田の前・後期と横浜に行けば、札幌の芳年展をだいぶカバーできるのだろうか?うーん、悩む。
と、悩んでいるうちに、札幌はもう会期半分終わっているし、どうしよう・・・。アルチンボルドもまだ行ってないし・・・。
それにしても今年は美術展の当たり年だ > 自分にとっては。
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(追記)@2017/08/06
で、まず横浜に行きました。
2017年8月5日土曜日 月岡芳年ツアー2017(1) 横浜歴史博物館「歴史×妖×芳年」展
で紹介した月岡芳年・展ですが、札幌での会期終了後、東京と横浜でも開催されるようです。内容が同じになるかどうかはわかりませんが、うーん、どうも札幌の方が総合的のように見える。
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まずは東京・原宿にある太田記念美術館の芳年展の前期
・太田記念美術館 > 展覧会 > 年間スケジュール > 特別展 月岡芳年 妖怪百物語(as of 2017/06/28)
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/%E6%9C%88%E5%B2%A1%E8%8A%B3%E5%B9%B4%E3%80%80%E5%A6%96%E6%80%AA%E7%99%BE%E7%89%A9%E8%AA%9E-2
会期 : 2017年7月29日(土)~8月27日(日)(7月31日、8月7、14、21日は休館します)
開館時間 : 午前10時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
会場 : 太田記念美術館 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
TEL : 03-5777-8600(ハローダイヤル)
入館料 : 一般 1000円、大高生※学生証をご提示ください。 700円、中学生以下※中学生は学生証(生徒手帳)をご提示ください。 無料(リピーター割引 「月岡芳年 妖怪百物語」および「月岡芳年 月百姿」両展覧会の会期中2回目以降ご鑑賞の方は、半券のご提示にて200円割引いたします。※チケット購入時に半券をご提示下さい。他の割引との併用はできません。
芳年を巡る 入館料相互割引プラン : 下記展覧会のチケットを当館でご提示いただくと、「月岡芳年 月百姿」展を100円割引でご覧いただけます。※1枚につき1名様、1回限り有効、他の割引との併用はできません。
横浜市歴史博物館 丹波コレクションの世界Ⅱ 歴史×妖×芳年 2017年7月29日(土)~8月27日(日)
同展パンフレット, p.1
同展パンフレット, p.2
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同展後期
・太田記念美術館 > 展覧会 > 年間スケジュール > 特別展 月岡芳年 月百姿(as of 2017/06/28)
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/%E6%9C%88%E5%B2%A1%E8%8A%B3%E5%B9%B4%E3%80%80%E6%9C%88%E7%99%BE%E5%A7%BF
会期 : 2017年9月1日(金)~9月24日(日)(9月4、11、19日は休館します)
開館時間 : 午前10時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
会場 : 太田記念美術館 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
TEL : 03-5777-8600(ハローダイヤル)
入館料 : 一般 1000円、大高生※学生証をご提示ください。 700円、中学生以下※中学生は学生証(生徒手帳)をご提示ください。 無料(リピーター割引 「月岡芳年 妖怪百物語」および「月岡芳年 月百姿」両展覧会の会期中2回目以降ご鑑賞の方は、半券のご提示にて200円割引いたします。※チケット購入時に半券をご提示下さい。他の割引との併用はできません。
芳年を巡る 入館料相互割引プラン : 下記展覧会のチケットを当館でご提示いただくと、「月岡芳年 月百姿」展を100円割引でご覧いただけます。※1枚につき1名様、1回限り有効、他の割引との併用はできません。
横浜市歴史博物館 丹波コレクションの世界Ⅱ 歴史×妖×芳年 2017年7月29日(土)~8月27日(日)
同展パンフレット, p.4
同展パンフレット, p.3
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太田の前期と同期間に、横浜市歴史博物館でも開催
・(公財)横浜市ふるさと歴史財団/横浜歴史博物館 > 見る : 企画展 > 年度別アーカイブ : H29(2017) > 企画展 丹波コレクションの世界Ⅱ 歴史×妖×芳年 : 詳細を見る > 企画展 丹波コレクションの世界Ⅱ 歴史(れきし)×妖(あやかし)×芳年(よしとし) "最後の浮世絵師"が描いた江戸文化(as of 2017/06/28)
http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/koudou/see/kikakuten/2017/tanba_collection-2/
会期 : 2017年7月29日 (土) ~2017年8月27日 (日)
会場 : 横浜市歴史博物館
開館時間 : 9:00~17:00(券売は16:30まで)
休館日 : 月曜日
観覧料 : 一般 企画展500円(400円) 企画展・常設展共通700円(560円)、大学生・高校生 企画展200円(160円) 企画展・常設展共通300円(240円)、中学生・小学生 企画展100円(80円) 企画展・常設展共通100円(80円) ※( )内は20名以上の団体料金です。 ※毎週土曜日は、小・中・高校生は無料です。
芳年を巡る【入館料相互割引プラン】 : 本展チケットの半券を太田記念美術館(外部リンク)の展覧会「月岡芳年 妖怪百物語/月岡芳年 月百姿」(会期:2017年7月29日(土)~8月27日/9月1日(金)~9月24日(日))でご提示いただくと、100円割引で御覧いただけます。(一枚につき一名様、1回限り有効) 他の割引との併用はできません。
主催 : 横浜市歴史博物館
共催 : 横浜市教育委員会
協力 : 神奈川県立歴史博物館
後援 : 朝日新聞横浜総局・神奈川新聞社・産経新聞社横浜総局・東京新聞横浜支局・日本経済新聞社横浜支局・毎日新聞横浜支局・読売新聞横浜支局・NHK横浜放送局・TVK・FMyokohama84.
同展パンフレット, p.1-2
http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/files/6614/9852/4380/70fe9e7b23ac0ce8c857ddc41fbd1b41.pdf
こちらもすごそうだ。
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太田の前・後期と横浜に行けば、札幌の芳年展をだいぶカバーできるのだろうか?うーん、悩む。
と、悩んでいるうちに、札幌はもう会期半分終わっているし、どうしよう・・・。アルチンボルドもまだ行ってないし・・・。
それにしても今年は美術展の当たり年だ > 自分にとっては。
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(追記)@2017/08/06
で、まず横浜に行きました。
2017年8月5日土曜日 月岡芳年ツアー2017(1) 横浜歴史博物館「歴史×妖×芳年」展
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