本エントリーは
stod phyogs 2015年11月30日月曜日 水木しげる先生逝去(2015年11月30日)
からの移籍です。日付は初出と同じです。
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謹んでご冥福をお祈りいたします。
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初めて水木作品に触れたのは、週刊少年マガジン掲載の「墓場の鬼太郎 吸血木」(1966年)でした。点描で描かれる「のびあがり」が本当に怖くて「鬼太郎」を読んだ後は、夜トイレに行けませんでした。
サンコミックス(朝日ソノラマ)の諸作も、ボロボロになるまで読みました。もっとも、サンコミックスはすぐに背が割れたりページが抜け落ちたりするので、ボロボロになるのが早いんですけどね。
幼少期に水木短編をたくさん読んでいたのはよかった。世の中を少し斜めから見る性格はこの頃作られたのだなあ、と今さらながら実感。
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巨大な水木世界に再び熱中し始めたのは、自伝系の作品を読むようになってから。大正-昭和-平成と流れる大水木サーガはまさに日本の現代史そのものです。
鬼太郎・三平・悪魔くんや、アニメ、妖怪から水木作品に入るのは、もちろん素晴らしい出会いですが、自伝から水木世界に入るのもおもしろいですよ。
水木先生は亡くなりましたが、残してくれた膨大な作品が消えることはありません。これからも水木作品を読み、語り続ける人がいる限り水木先生が死ぬことはないのです。
今日から水木作品を読み始めても全く遅くありません。こんな時に読み始めて「ニワカ」と思われるのはヤダ、と思うのも間違い。大丈夫。水木作品を読み始めたら、絶対に「ニワカ」で終わるはずがないのですから。
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これまでこのblogで書いた水木先生関連記事をリストアップしておきますので、そこからどんどん水木世界に入っていってください。
水木先生ありがとうございました。
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2009年5月8日 朝の連続テレビ小説+映画「ゲゲゲの女房」の予習をしておこう の巻(1) はじめに
2009年5月8日 朝の連続テレビ小説+映画「ゲゲゲの女房」の予習をしておこう の巻(2) 半生記
2009年5月11日 朝の連続テレビ小説+映画「ゲゲゲの女房」の予習をしておこう の巻(3) 少年時代
2009年5月14日 朝の連続テレビ小説+映画「ゲゲゲの女房」の予習をしておこう の巻(4) 戦時中
2009年5月20日 朝の連続テレビ小説+映画「ゲゲゲの女房」の予習をしておこう の巻(5) 紙芝居・貸本時代
2009年5月23日 朝の連続テレビ小説+映画「ゲゲゲの女房」の予習をしておこう の巻(6) 雑誌デビュー以降
2009年5月27日 朝の連続テレビ小説+映画「ゲゲゲの女房」の予習をしておこう の巻(7) エッセイ集・評伝など-1
2009年6月1日 朝の連続テレビ小説+映画「ゲゲゲの女房」の予習をしておこう の巻(8) 評伝など-2
2009年6月6日 朝の連続テレビ小説+映画「ゲゲゲの女房」の予習をしておこう の巻(9) 映像
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