・原田ちあき (2016.5) 『原田ちあきの挙動不審日記』. 142pp. 祥伝社, 東京.
← 初出 : つぶやきGANMA, 2015/02/03~2016/01/19 http://tsubu.ganma.jp/
デザイン : セキネシンイチデザイン室
Artistなのになぜ自分で装丁しない?とも思うのだが、原田が装丁したらもっとスゴイことになるから、これで丁度いいのかか・・・。
不穏で素晴らしい表紙。ちなみに、これはカバーというか腰巻(帯)というのかよくわからないものの絵。
これを取っ払うと
こうなります。これは「パーティーの様子」だと(笑)。
なんか前回もこんなことやったな。
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この本は、初めて見た時からずっとほしかったのだが、最近はシュリンクがかかっていて中身が見れないのばかり。「いつか中身が見れたらその時買おう」と思っているうちに、店頭では全く見かけなくなってしまいました(笑)。最近の本は足が速い。
で、忘れかけていたところ、久々に見かけたので買っておいた。大アタリ。
もうね、久々に自分にピッタリ合う本が出てきたので、うれしくてスキップしちゃいましたよ(ウソ)。
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しかし、なぜシュリンクをかけるのだ?これは一見マンガの体裁をしてるけど、マンガじゃないのに。
じゃあ、何かと言われると、最近はあまりないかな?湯村輝彦、スージー甘金、霜田恵美子、なんきんの系統と言っておこう。
絵柄も、佐伯俊男、太田螢一、なんきんあたりを思わせるが、原田本人がその辺を見ているのかどうかすらわからない。自然発生してもおかしくないが。
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中身はこんな。
同書, pp.64-65
同書, pp.96-97
スキャナーでは、この蛍光色をうまく読んでくれない。ホントはもっとドギツイ色です。
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普通の人は「三白眼から、人物造形から、色使いから、すべてが気持ち悪い」という評価が多いだろう。でもこの作品は、一応この人なりにエンターテインメントとして成立させている作品だと思う。なので、実はマジモンの人のマンガほど、気持ち悪くないですよ(笑)。
絵の作品は、もっと気持ち悪いです。でも、どれもかわいい。
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「マンガみたいなもの」だと、日常エッセイネタもいずれ限界が来るだろうから、マンガの形式での創作ものも見てみたい。
それよりも「辛酸なめ子」的な扱いで、雑誌で重宝される方向に行くのかな?少なくとも「ネコ日記」の方向には行ってほしくない。
つぶやきGANMAの最近の掲載作を見ていると、結構普通のエッセイマンガになってきている。心配だ(笑)。
あ、でも絵は異常なままだからご心配なく。
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実はこの人けっこう美人さん(男顔)だ。この本にも写真があるので、せっかくだから貼っておこう。
同書, p.137
TVでもいけるかもしれん。まずは「タモリ倶楽部」から(笑)。
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(追記)@2017/11/20
と思ったら、もう結構TV出てるんだな。まあ、元・芸人志望だから、そうなるだろうな。
あっ!NHKにまで出てやがる(笑)。
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