2022年4月3日日曜日

熊倉献 『ブランクスペース 1』 - 妄想系女子の深い闇・・・

★Twitter 2021/01/15-16より転載+加筆修正★

熊倉献 (2021.1) 『ブランクスペース 1』 (ヒーローズコミックス ふらっと). 158pp. ヒーローズ(発行)/小学館クリエイティブ(発売).

『春と盆暗』 (2017.1) 以来4年ぶり ( もうそんなになるの・・・ ) の熊倉献の単行本。今回は連載で、まだ続いてる。

『春と盆暗』に触れたエントリーはこちら。


今回もまたポヤンとした話かと思いきや、「え、百合?」・・・「え、AKIRA?」・・・「え、キャリー?」・・・「え、タルパ?」・・・「え、ホムンク・・・?」。と、どこに転がるかわからないマンガ。この親しみやすい絵柄からは想像できない深い闇へ突入して行きそう。どうなるの?

しかし、このストーリーも前作と同様、妄想過多女子が中心になるのは『春と盆暗』と同じだ。ホント面白い人だなあ。

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しかしこの余白の多い装丁素晴らしいですね。装丁:森敬太 ( 飛ぶ教室 )。白い Blue Noteである。あと人物トリミングの仕方、「1」の font の選び方にも Blue Note taste を感じる。

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