・小池田マヤ (2015.10) 『颯爽な家政婦さん』(JOUR COMICS). 185pp. 双葉社, 東京.
装丁 : 新上ヒロシ+久保夏生(ナルティス)
装丁は、フィーヤン版のスタイリッシュさはないけど、これはこれで中身がわかりやすくていい。
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双葉社に移籍しての第1作。雑誌掲載はまだ続いているんだろうか?「JOURすてきな主婦たち」というのは、自分の視界には全く入って来ない雑誌なので、皆目わからない。
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01. お玉杓子定規 前編・後編. pp.5-74.
← 初出 : JOURすてきな主婦たち, 2015年3月号~4月号.
前巻の最後で、クビになるかと思いきや、研修指導員に任命された里。さっそく家政婦派遣協会・会長の娘(ダメ家政婦)を一刀両断。こういう展開はお手のもの。
同書 p.13
雑誌の性格もあるのか、家事豆知識も豊富。あ、いじられ役の万里さんも健在。
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02. サンドローズ 第1話~最終(3)話. pp.75-182.
← 初出 : JOURすてきな主婦たち, 2014年11月号~2015年1月号.
クスクスに苦戦する里。珍しい。
依頼主側の複数のストーリーを横目に見ながら、落とし所に持っていく手腕はたいしたもんだ←里もだけど、つまりは作者のこと。
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ちなみにクスクスがどういうものか、についてはこういう本もあります。
・にむらじゅんこ (2012.1) 『クスクスの謎 人と人をつなげる粒パスタの魅力』(平凡社新書623). 207pp.+pls. 平凡社, 東京.
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さて、この作品、今も続いていて、単行本が出るようならまた買おう。小池田マヤの他の作品もちょっとチェックする必要があるな。
いずれにしても、未知だった傑作マンガに、自力で遭遇するのは楽しい。
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