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stod phyogs 2009年5月11日月曜日 朝の連続テレビ小説+映画「ゲゲゲの女房」の予習をしておこう の巻(3) 少年時代
からの移籍です。日付は初出と同じです。
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えー、ただ今、水木しげる先生の自伝の数々をみております。
【 少年時代 】
<短編マンガ>
「落第王」初出:漫画サンデー(1974/10/19)
収録:
『水木しげる幻想と怪奇(7)落第王』 朝日ソノラマ・サンコミックス(1981/09)
『水木しげる不思議な世界(4)円盤同乗記』 講談社KCスペシャル(1987/04)
『妖怪ワンダーランド(8)奇人怪人大図鑑』 ちくま文庫(1995/07)
----1937年(15歳)~1943年(21歳)。職についても学校に行っても次々にクビになりさまよう日々。あきれるほど際限なく失敗談が続くが、読んでいるうちにだんだんトリップしてくる(笑)。名作です。『昭和史』、『ゲゲゲの楽園』にリライトされている。
<関連エッセイ>
「落第記」初出:思想の科学(1981/01)
収録:『妖怪になりたい』河出文庫(2003/05)
<長編エッセイ>
『のんのんばあとオレ』初出:書き下ろし
筑摩書房(1977/10)
ちくま文庫(1990/07)
----1925年(3歳)~1943年(21歳)。メンコに、ケンカに、コレクションに、屁に、運動に、妖怪に、絵に、と忙しくも楽しかった小学生時代を中心に回想する。タイトルに反して「のんのんばあ」の出番はあまり多くない。
<短編マンガ>
「花町ケンカ大将」初出:週刊少年キング(1978/09/11)
収録:
『水木しげる幻想と怪奇(5)ぽけっとまん』 朝日ソノラマ・サンコミックス(1979/04)
『水木サンの幸福論』角川文庫(2007/04)
----1932年(10歳)頃?。ガキ集団同士の抗争の日々を描く。ミソつきのゴッソは、できれば食べたくないものである。『昭和史』、『ゲゲゲの楽園』にリライトされている。
<短編マンガ>
「ぼくのガキ時代」初出:書き下ろし
収録:
『妖怪博士入門どうしたら妖怪博士になれるか(小学館入門百科シリーズ189)』 小学館(1989/08)
『水木伝説(XVI) 水木しげる80歳記念本』 水木伝説(2003/02)
----1927年(5歳)頃?~1932年(10歳)頃?。『昭和史』の少年時代などと内容は重なり、一部そのリライトがある。しかし「けいとう」や「地震とエンバン」など、独自のエピソードもあるので見逃せない。このマンガ以外では、子供向けなのでさすがに戦時中~紙芝居・貸本マンガの苦労時代には触れず、いきなり妖怪博士になっている。「河童(雑誌版)」、「妖怪屋敷」、「イースター島奇談」も併録。
<短編エッセイ>
「沈没したガキ大将」初出:週刊テーミス(1990/09/19)
収録:単行本未収録
----1932年(10歳)頃?。ガニダモ(蟹取りの仕掛け)投げでの失敗談。
(追加@2009/05/21)
<長編マンガ>
『のんのんばあとオレ(1)(2)』初出:書き下ろし
講談社(1992/08~10)
(合本)講談社漫画文庫(1997/07)
(合本)角川書店(2007/11)
----1932年(10歳)頃。NHK総合テレビのドラマ「のんのんばあとオレ(正・続)」と連動した企画。エッセイのマンガ化というより、ドラマをマンガ化した作品で、「創作もの」ととらえた方がいい。主人公名は「村木茂」になっている。ドラマ・オリジナルのストーリーが逆流してきている。
<短編マンガ>
「北浦の松」初出:書き下ろし
収録:『別冊宝島1045 ゲゲゲの鬼太郎 妖怪百物語』 宝島社(2004/07)
----1932年(10歳)頃?。「仙台四郎」的な町の人気者「北浦の松」の思い出。
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(追記)@2009/05/21
「沈没したガキ大将」を追加した。
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